最勝院高徳庵は京都府京都市左京区にある南禅寺塔頭。駒ヶ瀧最勝院(こまがたきさいしょういん)。
境内背後の東山山峡は、鎌倉時代より「神仙佳境」と呼ばれ、霊地として知られていたという。
鎌倉時代、天台密教の駒道智大僧正が、この地に隠棲したことに始まるという。古くより勝運の神として知られた。
鎌倉時代の僧・駒道智大僧正は、法力により白馬にまたがり、生身を天空に隠したという。以来、僧正は駒大僧正と呼ばれ、奥の滝は駒ヶ滝と呼ばれるようになる。また、駒道智を祀る寺として、その院号により、最勝院と呼ばれたという。
本堂脇に、「縁結びの松」がある。樹齢300年という百日紅の木に、樹齢100年という松が生えている。
住職が彫った能面の寺としても知られる。
京都府京都市左京区南禅寺福地町86-2