川崎市岡本太郎美術館(かわさきしおかもとたろうびじゅつかん)は、神奈川県川崎市多摩区にある市立の美術館。芸術家、岡本太郎より川崎市に寄贈された主要作品1779点を保有・展示している。生田緑地の敷地内にある。
本施設の建設に際しては自然保護活動家たちによる執拗な反対運動が展開され、岡本の生前の開館には至らなかった。岡本の死は1996年であるが、翌1997年には動物を原告とした「生田緑地里山・自然の権利訴訟」が提訴された。岡本の死に際して当時の川崎市長は、生前の開館にこぎつけられなかった無念のあまり悔し涙を流したとされる。
神奈川県川崎市多摩区枡形7丁目1-5