霊山観音(りょうぜんかんのん)は京都市東山区にある観音像で、第二次世界大戦の戦没者および戦争の犠牲者を追悼するため、1955年、帝産グループ創設者、石川博資によって建立された。
高さ24m、重さは約500t、鉄骨コンクリート造。運営は宗教法人霊山観音教会が行っている。
観音像の下には内陣があり本尊の十一面観音が祀られている。メモリアルホールには世界無名戦士の碑があり日に4回の法要が営まれている。
この場所は平安時代から風水的な吉地とされ、境内には「願いの玉」がある。「願いの玉」に右手を触れながら、願いの数だけ廻ると願いごとが叶うといわれている。
京都府京都市東山区