輪王寺(りんのうじ)は、栃木県日光市にある寺院で、天台宗の門跡寺院である。
創建は奈良時代にさかのぼり、近世には徳川家の庇護を受けて繁栄を極めた。明治初年の神仏分離令によって寺院と神社が分離されてからは、東照宮、二荒山神社とあわせて「二社一寺」と称されているが、近世まではこれらを総称して「日光山」と呼ばれていた。
日光山中にある寺院群の総称でもあり、堂塔は、広範囲に散在している。国宝、重要文化財など多数の文化財を所有し、徳川家光をまつった大猷院霊廟や本堂である三仏堂などの古建築も多い。境内は、東照宮、二荒山神社の境内とともに「日光山内」として国の史跡に指定され、「日光の社寺」として世界遺産に登録されている。
大猷院の夜叉門には、毘陀羅(びだら)阿跋摩羅(あばつまら)健陀羅(けんだら)烏摩勒伽(うまろきゃ)の四夜叉が納められているが、烏摩勒伽の右手には矢が握られている。これが破魔矢の由来となっているという。
栃木県日光市山内2300
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