光明院(こうみょういん)は京都市東山区にある東福寺の塔頭寺院。
明徳2(1391)年、金山明昶(きんざんみんしょう)により創建されたのが始まりとされる。
方丈前庭は、重森三玲作の池泉式枯山水庭園。寺名の光明にちなみ、白砂と緑の苔に三ヵ所の三尊石組から構成され、「波心の庭」と名づけられた。サツキやツツジで雲を表現、その上に東の空から昇る月をあらわした茶亭「蘿月庵」(らげつあん)がある。
苔の緑が鮮やかになる新緑の季節が美しく、「虹の苔寺」とも呼ばれる。また、紅葉の美しさでも知られる。
京都府京都市東山区本町15丁目809