岡本寺は奈良県高市郡明日香村にある真言宗豊山派寺院。
飛鳥時代、舒明天皇の岡本宮ともいわれる旧蹟を伽藍として、「岡本寺」としたとも伝えられ、現在の本堂は昭和六十三年(1988)に修復された。本尊「如意輪観世音菩薩」は平安末期の木彫座像で、「子安観音」として、安産、求子、良縁等にご利益があるという。治田神社の麓には弘法大師を祀った遍照殿があり、「あすか大師」として親しまれる。修行大師像の周りには、四国八十八箇所の砂が納められている。
境内にある阿字石は子授け、縁結びの御利益を授けてくれるといわれる霊石。
奈良県高市郡明日香村岡1190