白旗神社(しらはたじんじゃ)は神奈川県藤沢市にある神社である。白旗さまとも呼ばれる。
主祭神は寒川比古命(さむかわひこのみこと)、源義経(みなもとのよしつね)、相殿に天照皇大神(あまてらすおおみかみ)、大山祇命(おおやまつみのみこと)、国狭槌尊(くにさつちのみこと)を祀る。
創立年代は不詳。白王山般若院荘厳寺を別当とした神社で相模国一宮の寒川神社の祭神を祀り寒川神社と称していた。宝治3年(1249年)に源義経を合祀し、宝暦2年(1852年)に社殿の再建、白旗神社と称するようになった。
文治5年(1189年)6月13日腰越で義経の首実検が行われた後、この神社の付近に義経と弁慶の首級が葬られたという伝承がある。伝源義経首洗井戸や弁慶塚が残されている。
境内にある「弁慶の力石」は、かつては神社の西側・古美根茶屋前に置かれており、茶屋で一服する力自慢がこの石を持ち上げ、力比べをしたという。この石は「神石」「元(霊)玉」とも呼ばれ、この石に触れると健康になり、病気にならないという。「弁慶力石守」というお守りもある。
神奈川県藤沢市藤沢2丁目4-7