水度神社(みとじんじゃ)は、京都府城陽市寺田水度坂に鎮座する神社である。鴻ノ巣山のふもとにある。御祭神は天照皇大御神(あまてらすすめおおみかみ)・高御産靈神(たかみむすびのかみ)・少童豐玉姫命(わだつみとよたまひめのみこと)。
「山城国風土記」逸文に、「久世の郡水渡の社祗社」とあることから、風土記が編さんされた奈良時代には存在したと考えられ、創祀は平安時代初期といわれる。
本殿は国の重要文化財に指定されており、一間社流造で、1448年(文安5年)建立の市内に現存する最古の建物である。屋根は檜皮葺で、正面に大きな千鳥破風がある。
水度神社と参道の松並木が「京都の自然200選」に選ばれている。御神木のシイノキは樹齢300年以上だという。
京都府城陽市寺田水度坂87