等持院(とうじいん)は、京都府京都市北区 (京都市) 北区にある寺で臨済宗天龍寺派に属する。足利尊氏の墓所としても知られる。
足利尊氏は、1341年(暦応2年)に現在の柳馬場御池付近に等持寺を建立し、その二年後の1343年、現在の等持院北町に別院北等持寺を建立した。尊氏の死後、別院北等持寺は尊氏の墓所となり、その名前を「等持院」と改称した。その後、応仁の乱で柳馬場の本寺が焼失したため、別院だった現在の等持院(京都市北区等寺院北町)が本寺になった。
作家の水上勉は小坊主としてこの寺に寄宿していた。その当時の住職は栂道節で、京都商業高校にいた沢村栄治を読売の市岡忠男に紹介した、というエピソードが残っている。
京都府京都市北区等持院北町63