頂法寺(ちょうほうじ)は、京都市中京区にある天台宗系単立の仏教寺院。山号は紫雲山。本尊は如意輪観音(秘仏)。西国三十三箇所第十八番札所。本堂が平面六角形であることから、「六角堂」の通称で知られる。華道の家元・池坊の発祥の地としても知られる。
六角堂には次のような故事が残る。昔、嵯峨天皇が后を求めていたところ、ある日の夢枕で「六角堂の柳のもとに行くように」とのお告げを受けた。嵯峨天皇がお告げどおりに行ってみると、そこに絶世の美女がおり、その方を后に迎えた。
この話から、「六角堂の柳に願をかけると良縁に恵まれる」という噂が広がり、いつの頃からかこの柳は「縁むすびの柳」と呼ばれるようになった。現在では、柳の枝2本におみくじを結びつけてお願いすると良縁に恵まれるといわれている。
京都府京都市中京区
風 成長、拡大、自由を表します
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