朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)は、奈良県生駒郡平群町(へぐりちょう)の信貴山にある信貴山真言宗総本山の寺である。本尊は毘沙門天(多聞天とも称する)。「信貴山寺」とも称し、一般には「信貴山の毘沙門さん」として知られる。毎年初詣時期には多くの参拝客でにぎわう。
大和七福神(朝護孫子寺、久米寺、子嶋寺、小房観音寺、談山神社、當麻寺中之坊、安倍文殊院)のひとつにも数えられる。
聖徳太子に仕えた満願の寅で、すべての願いごとを叶えてくれるという寅の像がある。本堂に向かって一礼し、寅の足をさすり、御真言「オン ベイシラマンダヤ ソワカ」を三回唱える。
また「ぼけ封じ 寅の子 大師」と呼ばれる像があり、虎の頭を撫でて祈願するとボケ封じになるという。また、この虎の足に触れて「寅の子」のお金の足るように祈願することから金運パワースポットとしても知られている。
奈良県生駒郡平群町大字信貴山2280-1