瀧蔵神社(たきくらじんじゃ)は奈良県桜井市の神社。瀧藏、瀧倉、滝倉、滝蔵等々の表記もある。川上瀧蔵明神あるいは瀧蔵権現とも呼ばれる。御祭神は伊弉諾尊(中殿)、伊弉冊尊(右殿)、速玉命(左殿)。
輿喜天神とともに長谷寺を守護する地主神として古くから崇拝され、長谷寺奥の院の由縁で、長谷八郷の総鎮守として、飛鳥時代(五~六世紀)より文献に表れる。
滝藏山梵鐘は、応永26(1419)年、長谷寺の高僧善照上人が瀧藏神社の神宮寺の霊験の顕たかさに感激され寄進賜ったもの。
瀧蔵神社の権現桜は幹周3.01m、樹高4.2m、推定樹齢300年。奈良県指定天然記念物。
奈良県桜井市瀧倉333