鶴嶺八幡宮(つるみね はちまんぐう)は、神奈川県茅ヶ崎市浜之郷にある神社。別名は鶴嶺八幡社。
相模国茅ヶ崎の総社として往古より八幡信仰の本地として名高い。源氏が関東へ進出する際、創建した最初の氏社だという。
長元3年(1030年)9月に河内国(大阪府羽曳野市)を本拠とする源頼信の子源頼義が下総の乱鎮定の折り、京都にある石清水八幡宮を懐島八幡宮として勧請した(宇佐神宮を勧請したとも)のが始まりであるという。後に源氏が現在の場所に分祀した。
社殿脇にある大銀杏は、源義家が戦勝を祈願して自ら植えたという大銀杏で、樹齢約950年。1962年(昭和37年)10月2日、県指定天然記念物。1984年(昭和59年)12月、かながわ名木百選に指定されている。
神奈川県茅ヶ崎市浜之郷462