脳天大神(龍王院)は、奈良県吉野郡吉野町にある金峯山寺の塔頭の1つ。
終戦後、当時の金峯山寺管長の夢枕に美女が立ち、暗り谷、地獄谷と呼ばれている蔵王堂の西にある滝に「大峯山同様、女人の行場を顕現すべし」との霊示があり、「岩峯大神」として祀られたのが始まりという。
その後、蛇による宣託により、修験道の本尊である金剛蔵王権現の化身である大蛇が脳天大神 龍王院の秘神像として祀られた。首から上の病気にご利益がある。
「吉野の脳天さん」として親しまれ、悩やみごと、願いごと、受験生や就職試験の合格祈願などの頭を使うことすべてに関する大祈祷所として、また『女人の行場』として参拝者が多数訪れるとのこと。
奈良県吉野郡吉野町吉野山561