瀧尾神社(たきおじんじゃ)は、京都府京都市東山区の神社。
創建年代は不詳だが、「源平盛衰記」にその名が見える。天正14(1586)年10月に、豊臣秀吉が方広寺大仏殿を建立したのに伴い、現在地に遷座した。現在の本殿、拝殿、手水舎、絵馬舎は、下村家(現在の大丸百貨店)の手により、は江戸後期の天保10(1839)年〜11年にかけて造立された。
拝殿天井の全長8mとも言われる極彩色の木彫りの龍がパワースポットとして知られる。その鮮やかさの余り、当時の人々の間では「夜な夜な川へ水を飲みに行っている」「恐くて眠れない」と噂された。そのため、拝殿の天井に網を取り付けて龍を閉じ込め、人々の気持ちをしずめたという。
京都府京都市東山区本町11丁目