岩槻久伊豆神社(いわつきひさいずじんじゃ)は、さいたま市岩槻区にある神社である。岩槻の総鎮守とされている。旧社格は県社。境内は岩槻城址の一部である。
創建は不詳であるが、一説には約1,400年前欽明天皇の時代に土師氏が出雲から久伊豆明神(大己貴命)の分霊を勧進し岩槻に社殿を建立したのにはじまるとされている。1457年(長禄元年)、太田道灌が岩槻城を築城した際、当社を岩槻城の鎮守とした。
明治6年に村社、大正12年に郷社に列格した。神社では県社への列格を希望していたが、県社に昇格したのは昭和20年10月19日であった。明治8年に不審火により全ての建物が焼失し、大正4年までに再建された。
埼玉県さいたま市岩槻区宮町2丁目6-55