お玉ヶ池は、神奈川県足柄下郡箱根町にある池。
元禄十五年(1702年)、関所破りの罪で少女が処刑された伊豆大瀬村太兵衞の娘お玉が、奉公先の江戸新田嶋から国元に帰る途中、手形が無いので、箱根関所を通る事が出来ず、裏山から通り抜けようとしたが、発見され捕えられてしまった。江戸時代、関所破りは重罪であり、お玉は処刑され、その首を洗ったとされるのがお玉ヶ池。
処刑場所は、お玉が本道を逸れて、裏山である「屏風山に踏み入った坂道の場所」で行われ、お玉の首を当該薺ヶ池(ナズナ池)現お玉ヶ池で洗ったと云われている。
そのため、心霊スポットとしても知られている。
神奈川県足柄下郡箱根町畑宿