猿賀神社(さるがじんじゃ)は、青森県平川市(旧南津軽郡尾上町)猿賀に鎮座する神社である。旧社格は県社。戦後に神社本庁の別表神社となった。
蝦夷討伐の将で仁徳天皇55年(367年)に伊峙水門(いしのみと)で敗死し、後に大蛇の姿になって蝦夷を平定したとされる上毛野君田道命(かみつけののきみ たじのみこと)を主祭神とし、保食神を相殿に祀る。
約15,000坪の広大な境内地を有し、中には「鏡ヶ池」「見晴ヶ池」の2つの大池がある。鏡ヶ池は猿賀信仰の中心となる池である。池一面に蓮が生えており、この蓮根を加工した「れんこんようかん」が旧尾上町の特産品となっている。
青森県平川市猿賀石林175