大師の硯石は、奈良県山辺郡山添村にある岩。
塩の入手に苦労していた山添村にやってきた弘法大師が、そういった集落の人々の苦境を見かねて、手に持っていた杖で岩を叩いたところ、その岩にくぼみができ、そこから海水が湧き出てきたのだと言われる。塩水は決して涸れることがなく、いくら採っても、いつも同じ量を保っているという。
また、この水の溜まっている状態で、伊勢湾の塩の満ち引きや、人の生き死にも占えると言われている。
奈良県山辺郡山添村伏拝
2011-03-21 (月) 《神戸から一泊・奈良~京都》~奈良・京都 県境のパワースポット その②~奈良山添村「神野山」後編~『大師の硯石~神秘の鍋倉渓』 『神野 まさに、「イースター島のモアイ」レベルの謎だと言いたい。 なんかワクワクしてきた。