晴明神社(せいめいじんじゃ)は、京都市上京区にある神社である。陰陽師・安倍晴明を祀る。一条戻橋のたもと(北西)の、安倍晴明屋敷跡に鎮座する。全国各地に同名の神社が存在する。
本殿の北には、晴明井といわれる井戸があり、ここから湧く水は晴明水と呼ばれ、晴明の陰陽道の霊力より湧き出たといわれ、無病息災のご利益があるといわれている。
伝承によれば千利休が茶会において、この井戸から汲んだ水を沸かし、茶の湯として利用していたといわれ、豊臣秀吉もその茶を服されたと伝えられている。
この井戸は五芒星(晴明紋)を描き、その取水口がその星型の頂点の一つにあり、立春には、晴明神社の神職がその晴明井の上部を回転させ、その年の恵方に取水口を向けるのが、慣わしとなっている。
「名づけの神様」として、市内の人々が赤ん坊の名前を付けてもらいに参拝することがある。
桃は陰陽道では魔除け、厄除けの果物とされているが、晴明神社には「厄除桃」がある。この「厄除桃」を撫でることで、自分の厄を桃にうつすことができ、厄除けになるという。また、桃の実をあしらった厄除けのお守りもある。
京都府京都市上京区堀川通一条上ル晴明町
水 流体、無定形の物、流動的な性質、変化に対して適応する性質です
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