日室ヶ嶽(ひむろがたけ)は、京都府福知山市にある山。元伊勢内宮(皇大神社)・天岩戸神社の御神体山であり、最初に天照大神が神霊降臨された山として神聖視されている。岩戸山・城山(じょうやま)・日裏が岳・日室岳など多くの別称を持つ(地理院地図等では「城山」と記載)。ピラミッド説もある。
皇大神社から天岩戸神社へ向かう参道の途中、日室ヶ嶽遥拝所(一願さん)という場所があり、日室ヶ嶽を遥拝できる。この遥拝所から日室ヶ嶽に拝礼すれば、必ず自分の望みが叶うという「一願成就」の慣習が語り継がれている。
夏至の日、遥拝所や内宮がある辺りから日室ヶ嶽を眺めると、太陽が日室ヶ嶽のちょうど山頂に沈み込む。
神域である東斜面は立入禁止だが、西側からは登ることができる。
京都府福知山市大江町佛性寺