圓照寺(円照寺・えんしょうじ)は、奈良県御所市にある浄土真宗本願寺派の寺院。市内を流れる葛城川の東部(東御所)に位置する。山号は東向山、本尊は阿弥陀如来。大和五ヶ所御坊の1つで御所御坊とも言われる。
1546年(天文15年)、笑雲上人(桑山源吾)によって常徳寺(浄徳寺)として開山、その後は桑山氏の援助もあって寺内町を形成していった。1600年(慶長5年)2月、本山の准如上人から懸所坊舎に命ぜられ西本願寺の触頭を勤める。1610年(慶長15年)、圓照寺と改名し御所御坊として葛上郡(大和平野南西部)周辺の西本願寺派50寺余りを統括し布教の拠点となった。
奈良県御所市大橋通り2丁目東向町1490