オンネトーは、北海道足寄郡足寄町東部にある湖である。名前はアイヌ語で「年老いた沼」あるいは「大きな沼」の意味である。
雌阿寒岳の噴火により西麓の螺湾川の流れが止められてできた堰止湖で、湖水は酸性で魚類は棲めないが、エゾサンショウウオとザリガニが棲息する。湖面は刻々と色を変えることから五色沼の別名もある。波のない時は雌阿寒岳と阿寒富士を映し出す。
温泉水が流れ落ちる「オンネトー湯の滝」という滝がある。2000年には「オンネトー湯の滝マンガン酸化物生成地」として国から天然記念物の指定を受けた。
北海道足寄郡足寄町