春日大社(かすがたいしゃ)は、奈良県奈良市の奈良公園内にある神社である。旧称春日神社。全国にある春日神社の総本社である。
藤原氏の守護神である武甕槌命と経津主命、祖神である天児屋根命と比売神を祀る。四神をもって藤原氏の氏神とされ、春日神と総称される。神紋は下がり藤。武甕槌命が白鹿に乗ってやってきたとされることから、鹿が神使とされる。
本殿の東側には比売神の御子神として天押雲根命を祀る若宮神社がある。若宮神社、夫婦大国社を始めとする本殿東側の十二社は、「福の神十二社めぐり」として古来より崇敬を集めている。
末社・夫婦大國社は、その名のごとく「夫婦円満」と「縁結び」の神徳があり、全国で唯一御夫婦の大國様をお祀りしているから、縁結びの神様として訪れる人が後を絶たたない。
春日大社参道の南側に広がる原生林の中には、ささやきの小径がある。下の禰宜道(しものねぎみち)とも呼ばれ、春日大社の神官(禰宜)が通った道である。二の鳥居と、高畑(たかばたけ)にある志賀直哉旧居あたりを結んでいる。高畑町は、もともとは春日大社の神官=禰宜が住んでいたところで、禰宜が高畑から春日大社へ「通勤」した道が禰宜道である。この道がパワースポットと言われている。
摂社・水谷神社の前に「子授石」と呼ばれる石がある。この石を清い布で拭き清めると子宝を授けてくれるという。
本殿の真西に位置する風宮神社(かぜのみやじんじゃ)は、風の神様を祀り、隣に「七種の寄生木」と呼ばれる御神木がある。風宮神社の神様が、「カゴノキ」「フジ」「ツバキ」「ナンテン」「カエデ」「サクラ」「ニワトコ」の7種の種を運んできたと伝えられ、古来より子授けに霊験あらたかと言われる。
奈良県奈良市春日野町160
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