劔神社(つるぎじんじゃ)は、福井県丹生郡越前町(旧織田町)にある神社である。別名織田明神(おたみょうじん)。気比神宮に次ぐ越前国二宮とされる。
素盞嗚尊を主祭神とし、気比大神・忍熊王を配祀する。
社伝によれば、御神体となっている剣は垂仁天皇皇子の五十瓊敷入彦命が作らせた神剣で、神功皇后摂政の時代に仲哀天皇皇子の忍熊王が譲り受け、忍熊王が高志国(越国)の賊徒討伐にあたり無事平定した。のち、伊部郷座ヶ岳に祀られていた素盞嗚尊の神霊を伊部臣が現在地に勧請し、この神剣を御霊代とし祀ったことに始まると伝えられる。
境内にある「重軽石(おもかるいし)」は、願いを口にして、この石が持ち上がったら叶うと言われる。
福井県丹生郡越前町織田113-1