檀王法林寺(だんのうほうりんじ)は、京都市左京区の浄土宗寺院。檀王法林寺は、正式の寺名を朝陽山栴檀王院無上法林寺といい、通称「だんのうさん」と呼ばれる。望西楼了恵上人(1243-1322)の悟真寺創建にはじまる。悟真寺は、応仁の乱や天災で焼失したが、袋中上人が「檀王法林寺」として復興、その弟子である團王(だんのう)上人により基礎がきずかれ、更に念佛信仰の充実発展に努められた。袋中上人は諸国を巡り念仏の教えを極め、後に中国に渡ろうとしたが叶わずに琉球(沖縄)へたどり着かれ、そこに浄土宗を伝えている。そして帰国後、京都に上り念仏道場としたのが檀王法林寺であった。境内奥には上人を偲ぶ御廟(ごびょう)もある。地域児童のために「だん王児童館・子ども図書館」を設け、仏教福祉教育の拠点ともなっている。
京都府京都市左京区法林寺門前町36
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