善想寺(ぜんそうじ)は、京都市中京区の寺院。地蔵菩薩像(じぞうぼさつぞう)で知られ、泥足地蔵尊(どろあしじぞうそん)、汗だし地蔵尊(あせだしじぞうそん)と通称される。
善想寺地蔵菩薩像は、今から1200年前、伝教大師最澄上人が彫られたものという。この地蔵尊を天正15年(1587)3月23日、善想寺初代住職がご縁を得て善想寺山門横の堂内に迎た。泥足地蔵、汗出し地蔵とも呼ぶ。この地蔵尊に祈願しておけば、もし難産だったとき、お地蔵さんが玉のような汗を出して、妊婦の苦しみを引き受けてくれる「汗だし地蔵」と呼ばれ、また、田植え時に急病になった信者に代わって田植えをし、泥だらけになっていたところから「泥足地蔵」とも呼ばれている。
京都府京都市中京区六角大宮西入
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