宝鏡寺(ほうきょうじ)は、京都市上京区にある臨済宗の尼門跡寺。山号は西山(せいざん)。通称人形寺(にんぎょうでら)。
応安年間(1368年 - 1375年)の頃に、光厳天皇の皇女華林宮惠厳(かりんのみやえごん)が、伊勢の二見浦にて漁網に掛かった聖観世音菩薩を祀り上げたことにより開山したと伝えられる。寺へ入った皇女へ御所から人形が贈られてきたため、多くの人形を保存している。そのため人形の寺として知られるようになり、一般からも供養として人形が納められるようになった。このことから『百々御所(どどごしょ)』とも称される。
境内には人形の供養と京人形の振興を目的として人形塚が建てられており、御所人形像と武者小路実篤の歌が刻まれている。
京都府京都市上京区寺之内通堀川東入百々町547-1
式典・長寿祝い |