平野神社(ひらのじんじゃ)は、京都府京都市北区にある神社である。
第一殿では染織・手芸・衣の神「今木神」が、第二殿では竈・台所・食事の神「久度神」が、第三殿では斉火の神「古開神」が、第四殿では比売神が、祀られる。今木神の今木は今来のことで、渡来人を意味する。
延暦13年(794年)、桓武天皇による平安京遷都にともない、平城京で祀られていた今木神・久度神・古開神を遷座・勧請したのに始まる。例大祭の平野祭には皇太子が奉幣する定めになっていた。また歴代天皇の行幸も円融天皇から後醍醐天皇までの17帝21回を記録するなど天皇家の崇敬も厚くそれに伴い、源氏、平氏、大江氏、菅原氏などの公家の氏神にもなった。中世には二十二社の一社となった。
神紋は桜で、今も桜の名所として名高い。平安時代の中ごろ花山天皇によって境内に数千本の桜が植えられたのが起源で、寛和元年(985年)4月10日に臨時勅祭が開かれ、平野桜祭りとして今に残る。
日本一の餅鉄(べいてつ)、別名「すえひろがね」があり、パワースポットとして人気を集めている。
京都府京都市北区平野宮本町1
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