聖天宮(せいてんきゅう)は、埼玉県坂戸市塚越にある道観(道教寺院)である。道教の最高神、三清道祖(元始天尊、道徳天尊、霊寶天尊)と道教の神々が祭祀されている。
台湾出身の康國典大法師の建立。大法師は、若くして不治の大病を患ったが「三清道祖」に祈願し、7年の闘病生活を経て病が完治した。感謝の気持ちを抱き、他の多くの人々も自身と同じように「三清道祖」にすがれるよう、お宮を建てることにした。建立地を探していたところ、日本国埼玉県坂戸市に建立するようお告げがあったため、同地に聖天宮を建立することになったという。
昭和56年より着工し、15年の歳月を経て、平成7年に開廟した。現存する道教のお宮としては日本国内最大級である。装飾品は、台湾より運び、台湾の宮大工によって建造された。
埼玉県坂戸市大字塚越51-1