大雪山(たいせつざん、だいせつざん)とは、北海道中央部にそびえる火山群の名称である。一つの山ではないことを明確にするため、「大雪山系」という呼称もしばしば使われる。
大雪山系と言われる場合、広義には表大雪、北大雪、東大雪、十勝岳連峰を包含する大雪山国立公園の南北63km、東西59kmと広大な広さとなり、その面積は神奈川県とほぼ同じである。
大雪山連峰の主峰である旭岳(あさひだけ)は、標高2,291m、北海道最高峰である。
東川町の旭岳温泉から姿見の池(標高1,600m)まで大雪山旭岳ロープウェイがある。夫婦池、噴火口を経由して姿見の池を通るルートの遊歩道がある。姿見の池付近はなだらかで高山植物が広がり、本州では3,000m級の山にしかないような植物を見ることができる。また運がよければシマリスの観察もできる。
旭岳噴気孔群は風水では北海道のエネルギーの噴出口であり、道内で最も強力なパワースポットの一つだという。
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