花園神社(はなぞのじんじゃ)は、東京都新宿区にある神社である。旧社格は郷社。倉稲魂命(花園神社)・日本武尊(大島神社)・受持神(雷電神社)の3柱の神を祀る。
創建の由緒は不明であるが、徳川家康が江戸に入った1590年にはすで存在しており、大和国吉野山よりの勧請と伝えられている。その後、当地に内藤新宿が開かれるとその鎮守として祭られるようになった。
現宮司の片山文彦は、東京女子医科大学大学院修了の医学博士であり、また、学生時代には芸大の音楽の教授に師事をし、演劇の脚本を書いたこともある人物である。そのため、1967年に、唐十郎が率いるアングラ劇団「状況劇場」が紅テント公演をするにあたって、境内を提供した。
近年は、消えつつある「見世物興行」に、境内を提供している。
境内の威徳稲荷神社は夫婦和合、子授け、縁結びの神様で女性の参拝者に人気の高い神社。
また、花園神社大鳥居の右手に、芸能浅間神社がある。木花之佐久夜毘売(このはなのさくやひめ)が祀られ、歌手や俳優など芸能関係の参拝が多いことで有名だ。
11月の酉の市では、仕事運や開運招福・商売繁盛を願い、花園神社へ60万人もの人が足を運ぶ。
東京都新宿区新宿5丁目17-3
風 成長、拡大、自由を表します
出世・仕事・商売繁盛 |