伊豆山神社(いずさんじんじゃ)は、静岡県熱海市伊豆山上野地、JR熱海駅の北東約1.5kmにある神社。
現在の祭神は伊豆山神(火牟須比命(ほのむすひのみこと)、伊邪那伎命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと))。全国各地に点在する伊豆山神社や伊豆神社(いずじんじゃ)、走湯神社(そうとうじんじゃ、はしりゆじんじゃ)などの起源となった事実上の総本社格である。
豪族の娘であった北条政子と流人であった源頼朝が周囲からの反対を押し切り、ひっそり逢瀬していた場所が、伊豆山神社であるという。逢瀬の際には、境内にある腰掛け石という石に座っていたとされる。
境内にはご神木である雌雄の梛の木がある。梛の木には人の悪意や嫉妬や災いをはねのける浄化作用がありるといわれ、古くからお守りとして身につけられてきた。この椰の葉を政子が鏡の下に敷き頼朝との愛を祈ったと伝えられることから、葉を鏡の下又はコンパクトの中に入れておくと、良縁が結ばれると言われている。
末社「結明神社」は、日精(男)と月精(女)が結ばれ結明神と呼ばれるようになったという、縁結びの神社。
境内にある「光り石」は、道祖神とともに来た神様が降り立つと言われ、触ったり座ったりするとご利益があるという。
本殿の奥にある「白山神社」も強力なパワースポット。
静岡県熱海市伊豆山708-1
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