ヨセミテ国立公園は、アメリカ合衆国カリフォルニア州中央部のマリポサ郡及びトゥオルミ郡にある、自然保護を目的とした国立公園である。
公園の面積は3,080km²で、茨城県の約半分ほどある。何千もの湖沼、2600kmの渓流、1,300kmのハイキング・トレイル、560kmの道路がある。
ヨセミテ渓谷は、国立公園全体の1%にすぎないが、ほとんどの観光客が訪れ、滞在する場所である。
エル・キャピタンは、花崗岩の絶壁であり、様々なクライミング・ルートがあること、1年を通じて登れることから、世界中でも人気の高いロッククライミングのスポットである。
花崗岩ドームのセンチネルドーム、ハーフドームはそれぞれ渓谷の底から910メートル、1500メートルの高さがある。
ヨセミテは、狭い地域に多数の滝が集まっていることで知られる。ヨセミテ渓谷にある739メートルのヨセミテ滝は、北アメリカで最も高い滝である。同じくヨセミテ渓谷にあるリボン滝は、491メートルであるが、水が一気に垂直に落下する距離においては最も高い。
ヨセミテ渓谷の中でも有名なのが、ワウォナ・トンネルの東出口のトンネル・ビューポイントから見えるブライダルベール滝である。そのほか公園内には一時的に生まれて消える滝が何百とある。
公園南入り口のワオナに近くにある巨大セコイアの森林・マリポサグローブ(Mariposa Grove of Big Trees)には、樹齢数千年といわれるヨセミテ最大かつ最古のグリズリージャイアントがある。直径約10m、高さは約100mといわれる。
1984年、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録された。
タフト・ポイントがパワースポットと言われている。
アメリカ合衆国