カセレス(Cáceres)は、スペインの都市。エストレマドゥーラ州カセレス県の県都である。人口は90,750人(2006年)。カセレスの近くには先史時代から人間が住んでおり、マルトラビエソとエル・コネハルの洞窟からその証拠が見つかる。都市は紀元前25年にローマ人によって建設された。古い市壁に囲まれた旧市街は「カセレスの旧市街」として1986年に世界遺産に登録された。旧市街の一部はコウノトリの巣の多さでも知られている。現代化の跡がない中世の町並みを完璧に残しているため、多くの映画がここで撮影されている。カセレスにはエストレマドゥーラ大学と2つの天文台もある。
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