投入堂(なげいれどう)は、鳥取県東伯郡三朝町にある天台宗の寺院三仏寺(さんぶつじ)にある建造物。垂直に切り立った絶壁の窪みに建てられた他に類を見ない建築物で、国宝に指定されている。
投入堂は、険しい山道を登った先、三徳山の北側中腹の断崖絶壁の窪みの中に建てられ、堂の上方は岩壁がオーバーハングしている。堂が建っている場所は文字通りの絶壁で、参拝者は堂を斜め上方に見上げる地点までは立ち入りができるが、堂に近付くことは危険なため固く禁止されている。投入堂に近付こうとして滑落死した者もいるという。
鳥取県東伯郡三朝町三徳1010