剣桂は福島県西白河郡西郷村新甲子温泉地区にあるカツラの巨木。阿武隈川の源流にあたる一帯に位置する。
推定樹齢370年。高さは45m、幹の周囲は10m近くあり、胸高周囲が6mと5mの二つの幹からなっている。全国の巨樹・巨木百選に選ばれている。
江戸時代、この近辺には道行く人々を苦しめていた鬼神がいて、それを知った松平定信公が剣で鬼神を桂の木に封じ込めたと言われている。
祠の隣には剣桂を神の依り代として祀る剣桂神社(山神神社)がある。山仕事の安全と食生の繁茂を祈願したもの。
福島県西白河郡西郷村新甲子温泉地区