戦場ヶ原(せんじょうがはら)は、栃木県日光市の日光国立公園内にある高層湿原である。標高は約1,390mから1,400mであり、広さは400haに及ぶ。
戦場ヶ原という地名は、山の神がこの湿原を舞台に争いを繰り広げたという伝説に由来している。
戦場ヶ原のうち174.68ヘクタールの地域が、奥日光の湿原としてラムサール条約登録湿地となっている。
男体山の神である大蛇と、赤城山(群馬県)の神であるムカデがここで戦ったという伝説がある。猿麿呂という狩人が弓でムカデを退治して戦いは終わり、猿麿呂はこの功績により全国の山を任されるマタギの始祖になったという。
トレッキングコースを自分の足で歩くことで、ノイローゼ、うつ、不安症などの改善と、肺、胃腸などの疾患の改善によいとされている。
栃木県日光市中宮祠