開渡宮(關渡宮、Guandu Temple、Kuantu Temple)は台湾北部最古の媽祖廟。
清朝順治年間に福建から聖母を持って台湾に渡ってきた石興和尚が開いた。当初は「天妃廟」と呼ばれていた。その後、乾隆、道光、光緒年間に幾度も改修され、五回目の修復時に移動されて現在に至る。
正殿の中と外の石壁、石柱、石獅子には歴史的な物語が彫刻されている。毎年旧暦3月23日に祭典があり、元宵節と中元節普渡が年間の一大行事となっている。
聖母殿、観音殿、文昌殿以外にも、古仏洞,広渡寺、鼓楼、鐘楼などがあり、広大な敷地となっている。
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