モネの池(根道神社)は岐阜県関市の根道神社参道脇にある貯水池。
非常に透明度が高く、まるでモネの絵のような世界が見られることから、モネの池と通称されている。深さは約1m、全長約40mほどあり、鯉が泳いでいる。
1980年頃に、高賀山の伏流水を利用して灌漑用に整備された。当初は雑草が生い茂っていたが、1999年に近く花苗業者が除草しスイレンやコウホネを植えた。また、地元住民が自宅で飼えなくなったコイを持ち込んだところ、偶然が積み重なってクロード・モネの後期の睡蓮連作群と似た池となった。
池の透明度が高い理由は、高賀山の山体が流紋岩類で構成されており、そこからの湧き水には養分が含まれず、微生物が育たないことが原因である。
11月上旬~12月上旬にかけては紅葉も一緒に楽しむことができる。
岐阜県関市板取下根道上448
水 流体、無定形の物、流動的な性質、変化に対して適応する性質です