東堂山満福寺は福島県田村郡小野町の寺院。標高659mの東堂山の中腹に位置する。
大同2年(807年)に奈良の高僧徳一大師によって開山されたと伝えられる。家畜繁盛・守護のご利益があるとして古くから信仰を集めてきた。参道の階段も馬が歩きやすいよう幅広に作られている。
また、表参道には江戸時代から植えられたという見事な杉並木が続いており、「東堂山のスギ林」として福島県緑の文化財にも指定されている。
杉並木を向こう建つ鐘楼は万延2年(1861年)建立。巨大な自然石の上に建つ珍しいものである。この鐘楼が穴場的パワースポットと言われている。
境内奥にある昭和羅漢は昭和60年に奉納された430体以上の個性あふれる羅漢像で、非常にユニークな様々な像が見られることから、珍スポットとしての人気もある。
福島県田村郡小野町小戸神日向128