禅東院(ぜんとういん)は東京都八王子市の曹洞宗系単立寺院。山号は神龍山。
1400年(応永7)、真言宗・海厳和尚の開創といわれる。慶長年間(1596-1614)、少林寺2世大室隣徹により曹洞宗となる
境内には、珍しい「とうがらし地蔵」がある。
1671(寛文11)年8月24日建立。当時、周辺農家で唐辛子が多く作られていた。この地で育ったとうがらしをお地蔵様にかけ、開運、商売繁盛、子育て成長安全を願ったという。現在のお地蔵様は、明治30年の八王子大火後、八日町商人有志によって再建されたもの。毎年10月の縁日にはとうがらしも購入できる。
東京都八王子市本町17-19