葛飾八幡宮(かつしかはちまんぐう)は、千葉県市川市にある神社。御祭神は誉田別命(応神天皇)、息長帯姫命(神功皇后)、玉依比売命。
寛平年間(889年-898年)に宇多天皇の勅命により石清水八幡宮を勧請して建立されたと伝えられている。 下総の国を守護する総鎮守として崇敬されている。武神であることから平将門、源頼朝、太田道灌、徳川家康など関東武士の信仰を集めた。
八幡宮近くにある八幡の藪知らず(八幡不知森=やわたしらずのもり)でも知られる。
境内には千本公孫樹(せんぼんイチョウ)がある。推定樹齢1200年。国の天然記念物に指定されている。
また、廃仏毀釈以前に天台宗の八幡山法漸寺が別当寺として管理していた鐘楼、神仏分離以前は別当法漸寺の仁王門であった随神門(市川市指定有形文化財)がある。
千葉県市川市八幡4丁目2-1