ハナウマ湾 (Hanauma Bay、ハナウマベイ) はアメリカ合衆国ハワイ州オアフ島南東部にある火山からできた湾。
ハワイ語で「hanauma」は、湾を意味する「hana」と湾曲した砂浜の意味の「uma」と一般的には考えられているが、「uma」には腕相撲、カヌーが陸地に接する部分といった意味もあるという。
ハナウマ湾を霊的な力の集まる禁忌(カプ)の地と考えられており、王族や貴族しか立ち入りしか認められなかったと言われている。王族の釣り場であり、特別な祭や神に捧げるためのフラの競技会、腕相撲の大会が開催されるていたという。
「ハワイの四大神、カーネとカナロアが、ハワイ諸島の各地に泉を開いていった過程で、オアフ島ではまずハナウマから上陸した」、「タヒチから渡ってきた 伝説のラア一行が、ハナウマあたりで不思議なドラムの音を聞いた」、「火の女神、ペレの命令で、ペレの恋人・ロヒアウを迎えに行ったペレの妹ヒイアカ一行が、帰路ハナウマに立ち寄った」などの伝承もある。
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