国津比古命神社(國津比古命神社、くにつひこのみことじんじゃ)は愛媛県松山市の神社。御祭神は天照国照彦火明櫛玉饒速日尊。宇麻志麻治命、物部阿佐利命、誉田別命を配祀する。
櫛玉比賣命神社(くしだまのひめのみことじんじゃ)と向き合うような立地にある。櫛玉比賣命神社の御祭神は天道姫命、御炊屋姫命を配祀する。
國津比古命神社は、もともと櫛玉饒速日命神社と称していたが、物部阿佐利を合祀して、國津比古命神社と改称したという。また、頭日神社(かぐひ - )、頭日八幡宮とも称されていた。
「火事祭」(ひのことのまつり)と呼ばれる祭で知られる。祭の最後に、階段から神輿を落として破壊し、御分霊が飛び出るまで、続けられるという。
国津比古命神社楼門は県の重要文化財。慶安2年(1649年)5月15日松山市阿沼美神社に建立されたものを、元禄年間(1688年~1703年)に、この地に移した。
愛媛県松山市八反地107