清巌寺は島根県松江市にある臨済宗妙心寺派寺院。玉造温泉の温泉街はずれに位置する。
明応9年(1500)頃に創建。当初は慶勝院と称していたが、寛永14年(1637)、瑞岩和尚(円成寺2世)が中興し清巌寺に寺号を改めた。
出雲国七福神の布袋尊を祀る。出雲国三十三番最後の札所岩屋寺はこの寺の境内にある。
美肌のパワースポット「おしろい地蔵」がある。その昔、和尚さんがこのお地蔵様に白粉を塗って祀ったところ、顔面の痣が綺麗に治ったことから、このお地蔵様に白粉を塗り、自分の顔につけて祈願すれば美人になると言われるようになったという。また、自分の体の病気のあるところと同じ部分に白粉を塗って祈願すると治るとも言われ、病気平癒の祈願の為に白粉を塗る参詣者がある。
島根県松江市玉湯町玉造530