文武廟(マンモーミュウ、Man Mo Temple)は香港最古の道教寺院。
香港がイギリスにより植民地化された後、1847年に中国人の盧阿貴、譚阿才によって建てられた。文武廟という名前の通り、文学の神である文神「文昌帝君」と三国志の英雄で関羽として知られている武神「関聖帝君」が祀られている。
子どもの文武両道を願う親たちが願をかけたり、受験合格祈願する人々の他、観光客も多く訪れる。
天井から吊るされた巨大な渦巻状の線香には、中央に願いごとが書かれた赤い短冊があり、燃え尽きたときに願い事が叶うといわれている。線香が燃え尽きるまでには約1カ月近くかかる。
同じ建物の中には列聖堂という、佛光普照が祀られた廟もある。
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