鳥飼八幡宮(とりかいはちまんぐう)福岡県福岡市の神社。
その昔、神功皇后が胎内の子供(後の応神天皇)の将来をお祝いした地・鳥飼村に社を建てたのが始まりといわれている。
右殿に御祭神としてむすびの神・玉依姫尊を祀り、神前結婚式や、神社としては珍しい「縁結びの宴」も催されている。
境内には、学業の神・菅原道真と農耕の神・倉稲魂命を祀る末社・天満神社がある。その天満神社に鎮座している「なでうし」は、自分の身体の悪いところと同じ牛のところを撫でると病気平癒の効果あるという。
社務所前に鎮る千年蘇鉄は、神功皇后の従者であられた武内宿禰が、旅の安全と神功皇后の「胎内の御子」の無事なご出産を祈願された地よりこの蘇鉄が生えた、と伝えられている。このことから、願い札に祈願し蘇鉄の葉に下げると願いが叶う、といわれている。武内宿禰が400年生きたという伝説から、この蘇鉄のところで長寿を願うと長生きできる、ともいう。
福岡県福岡市中央区今川2-1-17