宝塚神社(たからづかじんじゃ)は兵庫県宝塚市にある神社である。御祭神は素盞嗚尊、大山咋命。
東斜面の高台にあり、境内からは大阪市街や生駒山地まで望めることから初日の出の名所としても知られる。
隣接の平林寺が聖徳太子開基とされ、同時期の創建とも思われるが不詳。行者山などが連なる山脈の端に位置し、山岳修験道から当地に白山権現を祀り、白山権現社と号していた。武庫郡小林村の村社であった牛頭天王社の「東氏神」に対して、「西氏神」と呼ばれた。
明治初期の廃仏毀釈により「日吉神社」へ改称、明治41年(1908年)には天神社・愛宕社を神社合祀する。昭和41年(1966年)に「東氏神」の素盞嗚神社(宝塚市小林、旧牛頭天王社)を合祀し、宝塚神社へ改称。
境内に夫婦和合・子授けの石がある。石柱(男根)の形をしたした石は、1646年に男児出産お礼に寄進されたものだという。また女石の形もハート型という珍しい形をしており、子授け、夫婦和合の象徴として信仰を集めている。
兵庫県宝塚市社町4-8