湯福神社(ゆぶくじんじゃ)は、長野県長野市箱清水三丁目にある神社(郷社)。
善光寺本堂の北西に位置する。諏訪大社と同じく建御名方神を祀っており、同じ祭神を祀る周辺の武井神社・妻科神社・健御名方富命彦神別神社(城山県社水内大社)の4社持ち回りで寅年・申年に御柱祭を行なっており、境内には御柱が立っている。神紋も諏訪大社と同じ梶の葉で、当社に近い長野県長野西高等学校はこれに基づき「梶の葉抱く弦月」を校章としている。
善光寺三鎮守の一つで、境内には善光寺開祖・本田善光廟がある。中には本田善光の墓とされる大石が収められている。社叢の大半はケヤキで、本殿前には参道を挟んで大木が対にそびえる。この2本と、境内西側の1本が長野市指定天然記念物となっている。樹高17〜21m・樹齢700〜900年と推定される古木である。
善光寺表参道の東側を氏子とする武井神社に対し、当社は西側15町を氏子とする。社名は「風(いぶき)」から転訛したものという。
長野県長野市箱清水3丁目1